私立高校倍率発表!
私立高校の一般試験を2021年2月2日~4日に控える中、1月29日に私立高校の志願状況が発表されました
1月30日の新聞にも載っていたので、ご覧になられた方も多いでしょう。
全体の志願倍率は4.4倍。
主だったところで言うと、
名城高校 6246人(13.0倍)
星城高校 4794人(8.5倍)
名電高校 2905人(7.9倍)
中京大中京 2844人(7.1倍)
至学館 2410人(7.5倍)
清林館 2206人(5.1倍)
愛知 2161人(5.8倍)
大成 1833人(16.1倍)
誠信 1238人(5.5倍)
ちょっとうちの生徒たちが受検する高校だけの報告になりますが、こんな感じです。
受験者数や倍率に対してびっくりしてしまう方も多いでしょう。
しかし、この受験者たちの多くは「公立高校が第一志望」であり、私立高校を「一人が何校も受験している」ということを忘れてはいけません。
「16倍?! 16人に1人なんて入れるわけないじゃん!」
そんな言葉を生徒からもよく聞きます。
アイドルのオーディションじゃないんだから、そんなわけがありません。
例えば「愛知高校」(計算しやすそうだったので例に使わせていただきました、ゴメンナサイ)
募集人員375名 志願者数2161人 であれば375÷2161=5.76・・・⇒5.8倍
となります。
これは高校側が375人にしか「合格通知」を出さないのであれば5.8倍になるでしょう。
しかし、先ほども申し上げた通り「合格者」=「入学者」ではないのです。
公立高校を受検し、合格したら公立高校に入学する生徒もいます。
他の私立高校を選ぶ生徒だっているでしょう。
で、あれば合格通知は375人にしか出さない!なんて強気なことはできません。
どれくらい合格通知を出すのか?は当然教えられません。
それでも375人ではないことは確実です。
見かけの倍率に惑わされることなく、自信を持って受験に臨んでほしいですね。
追記
長々と書いてきましたが、結局のところ志望校はもう変えられないのだから
「倍率気にして、騒いでないで勉強しましょ」と伝えることになりますよね。
まぁ、今回の話でちょっとでも心の負担が減ればいいですかね。