公立高校受験を終えて(来年の受験生へ)

2021年03月15日

【公立高校A・B両日程を終えて】

 さて、公立高校入試も終わり、18日の合格発表までつかの間の休息を、受験生の皆さんは楽しんでいることでしょう。

 最後の授業の時に

「受験が終わって、気が抜けるけど1週間で立て直して高校への勉強を始めよう!」

という話しをしました。その時には「来週には自習にこよう!」と話していた受験生も、実際には数名しか自習に来ません。まぁ、数名来ているだけでも立派なんでしょけど。

 今年度の公立高校では「基礎基本に基づいた学習内容を出題」という話しが秋ごろからされていました。 「いったいどうなるんだろう」、受験業界では様々な憶測が飛び交っていました。

 結論として、「今まで通りの受験勉強であれば、どんな問題でも対応できる」と、今年度だけに対しての対応をする塾や学校は少なかったのではないでしょうか。


 これは来年度も同じことが言えます。教科書が変更になり、新課程になるからです。

 おそらく夏以降になって(早ければ6月ごろ)、新課程の扱いをどうするかが決まります。

「全くいれない」のか

「積極的にいれる」のか

 いずれかになるでしょう。「全くいれない」のであれば、これまで通りの過去問が通用しますし、逆に新課程で入ってきた単元については、勉強しないように努めないといけません。

「積極的に入れる」となると、確実に新課程の内容を入れてくることになります。

後者の方が可能性としては高いでしょう。

以前、「イオン」や「遺伝」が新単元として入ったとき、そこから数年間は毎回登場する問題となりました。

 次年度で言えば、数学の四分位範囲や箱ひげ図がそうだと言えます。

 ただし、英語では難易度が高くなりすぎる可能性もあります。

情報を正確にとらえて、勉強を進めていく必要がある。これは今年度含め、しばらくの受験生に当てはまることになるでしょう。

 私も変更点等の情報はすぐに発信していけるようにしておきます