テストまでの道のり ~10日前~
テストまでいよいよ10日前。
現在テスト前の中学校は、休日も多いので長い時間の勉強に取り組むことが出来ますね!
今日は
「学校の課題をやろう! 社会」
「週末は理科の学習」についてです。
【学校の課題をやろう!社会」
「社会は暗記科目」と一般的に言われます。その側面は確かに大きく、特に定期テストでは「暗記」だけで問題を解けるものも多くあります。
ただし、間違った暗記をしている人も多く見られます。それは「単語の暗記」になっている人です。
例えば「徳川吉宗」という人を暗記したとしましょう。では問題です。
「江戸幕府の8代目の将軍は?」
「享保の改革を進めたのは?」
「質素倹約を進め、上米の制を定めたのは?」
「町民の声を聞くため、目安箱が設置されたときの将軍は?」
どれも答えは「徳川吉宗」です。
その「単語」の意味を知るところまで「暗記」する必要があるのです。
もちろんまずは単語の暗記から始める必要があるので、
→「学校の課題をノートにやる」
→「答え合わせをして、間違えたものにマーカーでチェックをし、ページに付箋を貼る」(いつもの流れ)
→「1~3日空けて、間違えた問題にチャレンジする。」
この流れで7~8割の単語は頭に入るでしょう。問題はここからです。2~3周すると、問題をほとんど読まなくても答えがわかってしまいます。そうすると、他の問題集や過去問で練習をする必要があるのです。
社会ほど問題の種類が必要な教科はないかもしれません。「暗記科目」である以上「暗記」してしまったら、問題集が使えなくなってしまいますので。
ある程度上を目指す人は、そういった勉強の準備が必要かもしれません。
【週末に理科をやろう】
週末や休日には、理科や社会に時間をかけてみましょう。とは「11日前」で話をしました。
今日は理科です。理科は「単純な言葉の暗記」「実験の内容理解」「計算問題への対応」と3つの勉強を進める必要があります。
長い時間が取れるのであれば「実験の内容理解」に踏み込みましょう。定期テストの範囲になる実験はどんなに多くても10未満です。 それであれば、テストの対策としてまとめておくには十分対応できます。
実験は
→「何を調べるための実験か」
→「使う器具、手順を知る」
→「実験中の注意点」
→「実験の結果」
に分けて、それぞれの実験をまとめてみましょう。テスト前で時間がない時はなかなかまとめは作りにくいですが、少し時間があるなら絵を描いてみてもいいでしょう。
特にこれは受験でも必要になります。1年生からコツコツこうした勉強をしていると、理科に対するイメージが広がって勉強がしやすくなることでしょう。
化学や物理の単元は特に実験が大切になってきますし、テストでも聞かれますので一度まとめてみましょう!